血圧ってなんだろう?
人間の体にはいたる所に血管が張り巡らされており、その中を血液が絶え間なく流れています。血液を全身に送り届けるためにポンプの役割を果たしているのが心臓であり、心臓が血液を押し出すことで血管内に圧力がかかります。この圧力の事を「血圧」といいます。
心臓は右心室、左心室、右心房、左心房と呼ばれる4つの部屋に分かれており、心臓が圧縮することで血液は最終的に左心室から全身に送り出されます。この時に最も血管に強い力がかかり、この時の血圧を収縮期血圧(最高血圧、最大血圧)と呼んでいます。
逆に心臓が膨らむ時は右心房から血液が戻ってきます。この時に血管にかかる血圧は最も小さくなるため、拡張期血圧(最低血圧、最小血圧)と呼んでいます。このように心臓は全身に血液を送り続けるために絶え間なく収縮と拡張を繰り返しており、血圧も常に発生しているのです。 |
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