超音波検査(エコー)
超音波検査とは、人には聞こえない高い周波数の音波を使って体の内部を調べる検査です。腎臓の状態や副腎皮質の腫瘍などを調べる際に使用しますが、また、心臓や動脈の状態などがわかるので、大動脈弁閉鎖不全症や大動脈縮窄症、腎血管性高血圧などの診断にも使われます。最近では血管の動脈硬化の程度を調べる検査としても注目されています。
CT検査・MRI検査
CT検査とはコンピュータとX線を組み合わせたCT(断層撮影装置)を使用し、人体を輪切りにした状態で撮影する検査です。安定した高血圧の状態で検査に使用する事はあまりありませんが、脳卒中や脳梗塞の状態を調べたり、副腎皮質にできた腫瘍を調べる時に使用します。
MRI検査とは時期を使って人体を縦、横、斜めなど、自在に切断した画像を映し出す事ができる検査です。臓器を立体的にとらえる事ができるので、CT検査よりも詳しく情報を得る事ができます。病状の出ない小さな病変も見つける事ができるので、脳動脈硬化の早い段階での進行度の判定も可能になってきています。 |
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