理想的な1日の行動とは
高血圧の9割を占める本態性高血圧は、遺伝的要因と環境要因が重なって起こります。遺伝的要因はどうしようもありませんが、日常生活の環境要因は変える事ができます。そのため、血圧をコントロールするためには日常生活を見直していく必要があります。ではなぜ日常生活が血圧に関係しているのでしょうか。
その理由の1つに、自律神経の働きがあります。自律神経には交感神経と副交感神経があり、それぞれ内臓の働きや血圧の調節に働いています。過労やストレスで体調を崩したり、緊張などの感情で脈が乱れる事にもこの神経が関わっており、この神経の働きに合わせてさまざまなホルモンも分泌されています。
ですから、血圧をいつも正常に保っているためには自律神経の働きを整える必要があり、そのためストレスや過労をうまく解消する必要があるのです。そして規則正しい生活をする事で、神経とホルモンの働きを規則正しくする事が大切なのです。そのためには以下の点に注意しましょう。
○ 1日3食決まった時間に食べましょう
○ 早寝・早起きをし、睡眠時間を十分に取りましょう。
○ ストレスをため込まないよう、自分の時間を持つようにしましょう
○ 適度に体を動かしましょう |
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